2008年 04月 02日
方寸の世界 |
よく篆刻のことを「方寸の世界」などと言うことがあります。この「寸」というのは、長さの単位で、現代日本では3.03cmということになります。まあ、この「方寸」というのは、その「長さ約3cm」というより「すこし・わずか」という意味で、小さいということなのでしょう。
それはさておき、篆刻においては、印の大きさを表すのに、この「寸」とか「分」(1寸=10分)とかの尺貫法の単位を使っています。3cm×3cm正方形印面の印材を「1寸」の印、2.5cm×2.5cmまたは2.3cm×2.3cm正方形印面の印材を「8分」の印というように表します。若干計算が合わないのですが、篆刻の世界(書道用品販売の世界?)では2.5cmまたは2.3cmが8分、3cmが1寸というような決め事になっているようです。
そして、我々が使う標準的な大きさは8分のようです。私も1番最初に印を刻ったのはこの8分の印材でした。
この2.3cm(正確には2.25cm)が周、秦、前漢の大尺(土木建築や距離を測るのに用いられた単位)の1寸ということで、我々が手本とする古典の大きさということもあるのでしょう。あと、周、秦、前漢の小尺の1寸(細工物や比較的小さなものを測るのに用いられらた単位)は1.8cmになります。私は、その道の研究家では無いので、確たる要因は知りませんが、例えば漢の時代の官印(公の役職印)は大尺の1寸である約2.3cm(ちなみに九州福岡で出土した「金印」もこの大きさ)、私印(私的に使用する印)は小尺の1寸である約1.8cmの大きさのものが多いようです。
したがって、古典主義で考えれば、篆刻の基本の大きさは、今、我々が言う8分と6分が標準の大きさということになります。つまり、それぞれ周~漢代の、大尺、小尺の1寸の大きさということです。
付け加えれば、この「寸」という単位は、もともとは親指の幅の長さです。当然、人によって異なるわけでうすから、時の政権がその標準器を作り強制したという歴史があります。
それはさておき、篆刻においては、印の大きさを表すのに、この「寸」とか「分」(1寸=10分)とかの尺貫法の単位を使っています。3cm×3cm正方形印面の印材を「1寸」の印、2.5cm×2.5cmまたは2.3cm×2.3cm正方形印面の印材を「8分」の印というように表します。若干計算が合わないのですが、篆刻の世界(書道用品販売の世界?)では2.5cmまたは2.3cmが8分、3cmが1寸というような決め事になっているようです。
そして、我々が使う標準的な大きさは8分のようです。私も1番最初に印を刻ったのはこの8分の印材でした。
この2.3cm(正確には2.25cm)が周、秦、前漢の大尺(土木建築や距離を測るのに用いられた単位)の1寸ということで、我々が手本とする古典の大きさということもあるのでしょう。あと、周、秦、前漢の小尺の1寸(細工物や比較的小さなものを測るのに用いられらた単位)は1.8cmになります。私は、その道の研究家では無いので、確たる要因は知りませんが、例えば漢の時代の官印(公の役職印)は大尺の1寸である約2.3cm(ちなみに九州福岡で出土した「金印」もこの大きさ)、私印(私的に使用する印)は小尺の1寸である約1.8cmの大きさのものが多いようです。
したがって、古典主義で考えれば、篆刻の基本の大きさは、今、我々が言う8分と6分が標準の大きさということになります。つまり、それぞれ周~漢代の、大尺、小尺の1寸の大きさということです。
付け加えれば、この「寸」という単位は、もともとは親指の幅の長さです。当然、人によって異なるわけでうすから、時の政権がその標準器を作り強制したという歴史があります。
by tenkokuryu
| 2008-04-02 14:10
| 篆刻(てん刻・てんこく)とは

