2008年 06月 03日
篆刻を習う 硬い・軟らかい印材 |
硬い印材、軟らかい印材のことについて書いたが、この「硬い、軟らかい」というのは硬度(モース硬度の硬度)だけではなく、じん性=粘りというものも影響する。粘りが強ければ、実際に刻る時に硬く感じることになる。
下に掲載した「白い印材」(「広西凍」とか「遼凍石」と称す。また白以外の色もあり。)<ちなみにモース硬度では人間の爪の硬度は2.5なので、これで引っ掻くと傷つくということは硬度2程度となる>は、硬度だけではなく、そのじん性が低いためだろう脆いという欠点もある。
他の印材ではーーーーー大きな印材は無いのだが、賀藍石という印材があるが、これは硬度はちょうど良いのだろうが、じん性が強く、実際刻ると硬い。あと、巴林石の一般印材の白っぽいものは、じん性が弱く、これも脆い。
下に掲載した「白い印材」(「広西凍」とか「遼凍石」と称す。また白以外の色もあり。)<ちなみにモース硬度では人間の爪の硬度は2.5なので、これで引っ掻くと傷つくということは硬度2程度となる>は、硬度だけではなく、そのじん性が低いためだろう脆いという欠点もある。
他の印材ではーーーーー大きな印材は無いのだが、賀藍石という印材があるが、これは硬度はちょうど良いのだろうが、じん性が強く、実際刻ると硬い。あと、巴林石の一般印材の白っぽいものは、じん性が弱く、これも脆い。
by tenkokuryu
| 2008-06-03 11:20
| 篆刻(てん刻・てんこく)とは