篆刻作品のセカンダリー市場=無理みたいです |
その後、ヤフーのオークションをウォッチしていたが、中国の韓天衡という作家のもの(鳥虫篆といって、珍しい篆書体で刻っているもの、印材の質も良い)が2万5千円で落札されていた。このような画像でしか見られない、かつ出品者による真物保証が無い(まあ、ある意味贋物かもしれないということになってしまう)ので、鳥虫篆作品と印材に対する値段とも言える。
「★篆刻の巨匠★森田緑山★肉筆書・額装」=「寿」一文字(篆書作品)のほうは、入札ゼロのままである。これは、僭越だろうが、私が真跡を保証しても良い。
このような現状からは、篆刻作品も書作品もセカンダリー市場はかなり難しい。私も師匠の古川悟の色紙を何枚か持っているので、試しに、「★篆刻の巨匠★古川悟★肉筆書・色紙」でヤフーに出品してみようかとも考えたが、2000~3000円で、かつ入札ゼロだったりしたら、ある意味自己否定(師匠が3000円だと弟子は1000円??くらい)になってしまうので、やはり躊躇してしまう。
なお、鳥虫篆については、画像が無いと分からないと思うが、手元に画像が無いので後日アップしたい。