肉池 その1(陶製のもの) |
印泥の話をしたので、その入れ物「肉池」を紹介しましょう。通常は陶器に入って販売されていますので、その陶器が印泥には相性が良いようです。
骨董品屋さんに行くと、古い中国製のもの、また、日本製でも香合(形状が同じですから肉池として使えます)などがありますので、それを購入して、移しかえて使うのも風流です。
上記は小生所蔵の中国骨董品で、左の白磁はちょっと自慢の品です。
あと、いろいろ工夫されている方も居て、下のものは、先般ご紹介したタッパー肉池の形状を、特注で焼いたものです。(いただき物ですので、市販はしていません。有田の梶原茂正氏の作品。青磁の見事なものです。)
使用していない状態なので、わかりにくいのですが、左の部分にお団子状に練った印泥を載せ使います。
あと、上海の西冷印社で買って、これも使っていないものですが、下のように、お弁当箱状のものもあります。
ちょっと長くなったので、その他の素材のものについては次回で