昔の篆刻家のように、印材を切り出して |
変形(三角形)の印を制作しようと思い、手持ちの印材を探したら適当なものが無かった。そこで思い出したのが、昨年5月に購入した萬宝石(日本産の印材)の「切り石」の山<下記別ブログ記事参照>
http://blog.livedoor.jp/tenkoku1/archives/51166726.html
http://blog.livedoor.jp/tenkoku1/archives/51240392.html
上記の中から適当なものを選び、鉄鋸で挽く。私より一世代上の篆刻家がよく行っていた「切り石」からの印材切り出しというわけだ。今回は、昔の人のように、まるまるの塊を切り出すわけでなく、上記のようにある程度切ってあるものを更に「好み」の大きさにするわけで、何分の一か簡単な作業である。
この程度は、私の世代でも昔はよくやった作業だが、当時使用していた、電動の丸鋸がどこかに行ってしまい(最近、こんなことはしてないからーーー)、100円均一で購入した鉄鋸でやる羽目になってしまった。やはり、仕事は道具が肝心ということで、結構苦労した。
苦労の上、ようやく一部を切り取った。これから紙やすりで整形ということになる。