描き印、2月の展覧会に出品します |
私の師匠古川悟やそのまた師匠の2世中村蘭台先生、初世中村蘭台先生がやられていた「描き印」(「書き印」または「印景式」ともいう)、つまり、中村蘭台一門の伝統芸みたいなものですが、今回私もチャレンジし、2月に開催の2つの展覧会に出品いたします。
師の古川悟は「篆刻の印影には、刻ったものと筆で書いた肉筆のものとがあります。ちょうど浮世絵の版画と肉筆画の関係です。これは印景式とか書き印と言って、大きな印影を必要とするときなどに、完成された印影として作ります。また篆刻デッサンの基礎学習ともなるものです。」(墨スペシャル「篆刻入門」より)と述べていますが、要するに「一発書き」の本印稿というと分かりやすいかもしれません。本印稿(下記ブログ画像参照http://tenkoku.iza.ne.jp/blog/entry/1401596/ )は「墨と朱墨」を塗り重ねて完成させるのですが、この場合はそういう塗り重ねは出来ません。例えば、はみ出したらそれは失敗で一からやり直しになります。

月下獨吟 7cm×7cm 使用朱は「鮮紅朱」
上記は2月10日~14日の芳林書展(横浜・県民ホールギャラリーで開催)に出品の作品(下記案内ハガキ参照) 画像でははっきりしませんが実物を見ると「書いた」と判りますので、ご近所の方はご来場、ご高覧ください。なお、私に習っている方の篆刻作品(これは刻ったものの印影)も2点ほど出品されています。

同時期に東京新宿で開催される「衆墨展」にも、描き印作品を出品するのですが、案内ハガキが手元に無いので、その出品作品および案内ハガキは後日掲載いたします。

