中国篆刻関係書籍 |
友人が、中国で適当に何冊か篆刻関係の本を買ってきてくれた。
上記写真のようなもので、メインは右の篆刻大字典。これは、先行して発刊されている中国篆刻大字典という3冊本と配列、掲載字形の大きさなど微妙に異なる点もあるが、酷似というか、ほぼ同じ。う~んん
字書としては中国語なので、若干引き難いが、清代作家の字形が載っているので、創作には便利。
他はほとんど印譜。手元の資料などと比較すると、中央7冊のものが2G社の中国篆刻叢刊(全40冊)と酷似、まあ、コピー本なのだろう。その他(中央3冊と赤い冊子4冊)も同じく2G社篆刻全集(全10冊)と酷似(赤い本はダイジェスト版)である。(それぞれ全集シリーズの中の何冊かということ) まあ、オリジナルの本より、かなり安いのだが、中国のこのようなコピー文化には感心させられる。
写真の中で唯一?オリジナル?の本は、「千姿百態 学 篆刻」。篆刻の技法本。これだけ刻り方が詳細に写真掲載された本は、日本には無い。ある意味貴重で、興味深い。