2012年 08月 26日
印床 |
昨日25日は忙しい1日だった。午前中~1時まで、新宿・大久保のキョー和の横でお稽古(私の篆刻教室では最大?の教室~~と言っても前半・後半の2部授業制で12~13人 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/ryuzan/keikobi.htm )。それから2時にクリモトの展示会(東日本橋)。そして、行徳の那須大卿先生社中展。最後に夕方~夜、清澄白河の友人宅にてパソコン教室(ブログについての)みたいなものと……強行軍の一日なってしまった。疲れたーーーー
そのクリモト展示会にて、なんとなく買ってしまったのが、写真の印床。立派な風情に惹かれなんと2つも購入。クリモトの方が言うには仏壇を作っているところ(中国)で作らせたということ。やけに立派なわけである。
さりとて、実は自分では印床は使わない。篆刻をやる人で、印床を使う、使わないは、そもそもの習い始めにあるようだ。最初に習った時に使った人は、一生印床を使い、最初から使わない人は一生使わないということだ。私は、一生使わないほうの分類ということになる。
どちらでも良いことなので、一回限りの体験講習会とか女子美大の授業では、むしろ、積極的に使わせている。気分的に、刃物に対する抵抗感が低くなると考えるからだ。そういうことで、この立派な印床は講習会用となる。
しかしながら、ある程度やろうという門人には、積極的に印床使用を「勧めて」いない。刃物を怖がって、恐々刻ってはダイナミックな刻りは出来ないし、印材を自由に動かせないと考えるからだ。
まあ、何事も「こうしなければいけない」ということは無い。自分が一番やり良い方法、道具で、かつ、効率良いように工夫することが手仕事では大事ということになる。
そのクリモト展示会にて、なんとなく買ってしまったのが、写真の印床。立派な風情に惹かれなんと2つも購入。クリモトの方が言うには仏壇を作っているところ(中国)で作らせたということ。やけに立派なわけである。
さりとて、実は自分では印床は使わない。篆刻をやる人で、印床を使う、使わないは、そもそもの習い始めにあるようだ。最初に習った時に使った人は、一生印床を使い、最初から使わない人は一生使わないということだ。私は、一生使わないほうの分類ということになる。
どちらでも良いことなので、一回限りの体験講習会とか女子美大の授業では、むしろ、積極的に使わせている。気分的に、刃物に対する抵抗感が低くなると考えるからだ。そういうことで、この立派な印床は講習会用となる。
しかしながら、ある程度やろうという門人には、積極的に印床使用を「勧めて」いない。刃物を怖がって、恐々刻ってはダイナミックな刻りは出来ないし、印材を自由に動かせないと考えるからだ。
まあ、何事も「こうしなければいけない」ということは無い。自分が一番やり良い方法、道具で、かつ、効率良いように工夫することが手仕事では大事ということになる。
by tenkokuryu
| 2012-08-26 22:13
| 篆刻の道具