自用印 |
よく「紺屋の白袴」というが、気が付けば自分の印をほとんど持っていない(創っていない)--
来年2013年4月6日より14日まで横浜そごう美術館で開催する「今をえがく書かながわ」展のチャリティー販売品(記念品)として、実行委員50名余の落款印をあしらった「日本手ぬぐい」(篆刻手ぬぐいということになる)を作ることになった。
それに使う適当な大きさの「自用印」が無いのだ。仕方無しに、昨日制作。
「隆山」というのは、字ずらが悪いし、「隆」が説文と白川説が異なるのでやっかい。白川説によると説文の形は「誤り」ということで、小篆体では創る気にならない。そういうことで、印篆か金文ということになってしまう。
結局、印篆では、重い感じになってしまうので・・・・・金文で制作。まあ、時間切れということで・・・出来映えは、「日本手ぬぐい」(篆刻手ぬぐい)を横浜そごうの会場にてご購入ください、という宣伝になってしまいました。