2014年 06月 10日
消しゴム印 その6 刻る(改定) |
では、消しゴム印材の印面に転写された左文字を刻ってみましょう。消しゴム印 その4 練習 を確認してからのほうが良いでしょう。
下の、写真は一般のカッターナイフを使用しております。復習になりますが、このタイプのカッターナイフを使うときは、手前に「引いて」切ります。彫刻刀(切出)またはデザインナイフの場合は、反対に、手前から「押し出す」ようにして切ってゆきます。この違いを確認ください。
そして、これがコツです。結果としては同じことなのですが、ナイフ(刀)を動かすより、消しゴム印材を動かすほうが上手く行きます。(下図参照)これは、石印材の篆刻における、曲線を刻るときに、印材のほうを動かすということと同じなのですが、消しゴム印材の場合は直線もこの方法のほうが上手く行きます。

写真撮影の都合で、左手を外していますが、左手で消しゴムを「しっかり」つかむのは当然です。そして、上記でコツとして述べましたが、右手のナイフは動かさず、左手で消しゴムのほうを動かしたほうが上手く切って行くことが出来ます。
あと、「V字状」の溝を切り取って行くのですから、細い線(1)の部分は浅く、太い線(2)の部分は深くなります。また、きちんと底まで、切らないといけません。(下図参照=この深さに関しては、石印の際も同様です。この理屈をきちんと把握しましょう。)

これで、溝を全部切り取れば完成です。

スタンプで押すとこうなります。立派な、消しゴム白文印の完成です!!!

下の、写真は一般のカッターナイフを使用しております。復習になりますが、このタイプのカッターナイフを使うときは、手前に「引いて」切ります。彫刻刀(切出)またはデザインナイフの場合は、反対に、手前から「押し出す」ようにして切ってゆきます。この違いを確認ください。
そして、これがコツです。結果としては同じことなのですが、ナイフ(刀)を動かすより、消しゴム印材を動かすほうが上手く行きます。(下図参照)これは、石印材の篆刻における、曲線を刻るときに、印材のほうを動かすということと同じなのですが、消しゴム印材の場合は直線もこの方法のほうが上手く行きます。

写真撮影の都合で、左手を外していますが、左手で消しゴムを「しっかり」つかむのは当然です。そして、上記でコツとして述べましたが、右手のナイフは動かさず、左手で消しゴムのほうを動かしたほうが上手く切って行くことが出来ます。
あと、「V字状」の溝を切り取って行くのですから、細い線(1)の部分は浅く、太い線(2)の部分は深くなります。また、きちんと底まで、切らないといけません。(下図参照=この深さに関しては、石印の際も同様です。この理屈をきちんと把握しましょう。)

これで、溝を全部切り取れば完成です。

スタンプで押すとこうなります。立派な、消しゴム白文印の完成です!!!

by tenkokuryu
| 2014-06-10 09:22
| 消しゴム印

