チタン印 |
中国古代(漢の時代など)の印の材料は、「金」「銀」「銅」でオリンピックのメダルと同様な格付けであったというような話のさわりは、過去下記に掲載した。http://tenkoku.iza.ne.jp/blog/entry/691664/
この製造法(刻法)は、鋳造(蝋型)が多いのだが、鏨で直接刻ったものもある。
そして、現代の金属印としての代表はチタン材料のチタン印となる。まあ、材料として金が安ければ、金印が一番よいのだろうが、そうは行かない。他の銀、銅は貨幣にもあるのだが、錆などが生じ具合が悪いのだろう。そこで最近出てきたのが、チタン印ということになる。耐久性(錆びない)と加工性(もちろん機械で刻るが)で利点があるのだろう。先日、一つ作ってもらったのだが
ちょっと重い。
まあ重厚感があるということになるのだろう。